― はじめてでも安心!モルモットとの暮らし方ガイド ―
丸い体と穏やかな性格が魅力のモルモットは、小動物の中でも比較的飼いやすく、初めてペットを迎える方にも人気があります。しかし、見た目のかわいらしさとは裏腹に、健康を保つためには正しい飼育知識が欠かせません。今回は、モルモットを飼う前に知っておきたい基礎知識から、日常のお世話のポイントまで詳しく解説します。
モルモットってどんな動物?
モルモットは南米原産の草食動物で、臆病ながらも人に慣れやすい性格をしています。鳴き声で感情を表現することが多く、飼い主の姿を見ると「キュッキュッ」と鳴いてアピールする姿はとても愛らしい存在です。
寿命は5~8年程度とされ、小動物の中では比較的長生きです。そのため、最後まで責任を持って飼育できるかどうかを、事前に考えておくことが大切です。
飼育に必要な基本アイテム
モルモットを迎える前に、以下の飼育用品を揃えておきましょう。
- ケージ(横に広く、床面積が十分なもの)
- 床材(牧草タイプや紙製など)
- 食器・給水ボトル
- 牧草入れ
- 隠れ家(ハウス)
モルモットは高い所が苦手なため、上下運動よりも横に動けるスペースが重要です。金網タイプのケージよりも、足に優しい床構造のものが適しています。
適切な飼育環境と温度管理
モルモットは暑さ・寒さのどちらにも弱い動物です。適温は18~24度前後で、特に高温多湿の環境では体調を崩しやすくなります。
直射日光が当たる場所や、エアコンの風が直接当たる場所は避け、静かで落ち着いた環境にケージを設置しましょう。夏場は冷房、冬場はヒーターなどを使って、温度管理を行うことが大切です。
モルモットの食事の基本
モルモットの健康を支えるうえで、食事管理は最重要ポイントです。
主食は以下の3つを基本に考えましょう。
- 牧草(チモシー)
常に食べられる状態にしておきます。歯の伸びすぎ防止にも役立ちます。 - モルモット専用ペレット
ビタミンやミネラルを補うために、1日1回適量を与えます。 - 新鮮な野菜
小松菜やチンゲン菜などを少量与えます。
特に重要なのがビタミンCです。モルモットは体内でビタミンCを生成できないため、不足すると病気の原因になります。専用ペレットや野菜からしっかり補給しましょう。
毎日のお世話と掃除
モルモットは清潔な環境を好むため、毎日の簡単な掃除と、週に1~2回のケージ全体の掃除が理想です。汚れた床材を放置すると、皮膚炎や病気の原因になります。
また、給水ボトルの水は毎日交換し、食器も清潔に保ちましょう。
ふれあいとコミュニケーション
モルモットは抱っこが苦手な個体も多いため、無理に触らず、床に座って目線を合わせるなど、安心できる距離感を大切にしましょう。慣れてくると、撫でられることを好むようになる子もいます。
大きな音や急な動きはストレスになるため、静かに優しく接することが信頼関係を築くポイントです。
健康管理と病気のサイン
モルモットは体調不良を隠しやすい動物です。以下のような変化が見られたら注意が必要です。
- 食欲がない
- 体重が急に減る
- 元気がなく動かない
- 目や鼻に異常がある
異変を感じた場合は、小動物を診られる動物病院を早めに受診しましょう。
まとめ

モルモットは穏やかで人懐っこく、正しい知識を持って飼育すれば、長く楽しい時間を共に過ごせるペットです。適切な環境、バランスの良い食事、日々の観察とお世話を心がけることで、モルモットの健康と幸せを守ることができます。
迎える前にしっかり準備を整え、モルモットとの暮らしを大切に育んでいきましょう。



